いきなり結論ですが、
犬をよりよく育てていく上で、トレーニングをする上で、
やっぱりコツコツ地道に取り組むことが最強だなと考えます。
今回は日常で感じた具体例から、コツコツいきましょう!というお話です。
V字回復はすごくない
ビジネスの世界では、業績が落ち込んだ企業がV字回復したときに、
その立役者となった経営者などがドラマチックにクローズアップされます。
でも私はこの手の報道を観たり、本を読んだりするたびに、
『本当にそうか…?』と疑問に感じるんです。
V字回復するためには、リストラなどの多くの血も流れているはずで、
そんな状態になる前に組織をなんとかできていることの方がいいはずです。
目立ちはしないけど、従業員や顧客とよく向き合って、時代に合わせて着実に変化しながら、
年輪のようにじっくりと業績を上げている企業や組織の方が賞賛されるべきです。
これは犬も同じで、問題行動をドラスティックに変えてしまうトレーナーは、
カリスマトレーナーとしてもてはやされますが、
最も称賛されるべきは、子犬のことろからコツコツと取り組んで、
問題行動が出ないように育てている人です。
少しずつ進めばストレスは少ない!
先日、息子の卒園祝いに家族でUSJに行ってきました。
パーク内は人、人、人で、食べ物を買うにしても乗り物に乗るにしてもとにかく並びました。
ただ、同じ50分待ちでも、だらだらとでも進んでいる50分と、
あまり動かずに立ち止まっていることが多い50分では、
少しずつでも動いている方が待っている間のストレスは少ないなと感じました。
USJで並びながら、『止まってはダメ。コツコツ進むのがいい!』
ということを改めて感じました。
公文式は最高のお手本!
このコツコツがうまくシステムになっているなぁと感じるのが、
学習塾の公文(KUMON)です。
息子が公文に通っていますが、その構成は週2回の通塾と毎日の宿題です。
その毎日の課題が本当に絶妙!
子供にとって頑張りすぎないくらいの内容や分量に調節されており、
毎日コツコツコツコツと繰り返していくうちに、
知らず知らずのうちに、計算や読み書きなどが上達していっている様子がみてとれます。
結論
育てるために大切なのは、コツコツと継続して取り組むこと。
目に見えるような変化を望むのはやめましょう!
それは犬のためにはなりません。
長~い視点で、
目に見えるような変化がなくても、毎日同じように取り組んでいき、
同じように取り組む中でも少しずつレベルアップして、
『いつの間にかできるようになっていた』
これが最強の育児です。
コメント